20190426-27 UTMF
初めてのUTMFはA2麓(51km)で呆気なくレースを終えてしまいました。
◼︎スタート前
早朝出発のレンタカーで現地入り。高速道路渋滞もなく順調でしたが、御殿場に入ってからいきなり大雨となり、その後も雨が降ったり止んだりと不安定な感じ。先が思いやられます。
受付を済ませ、スタート時間まで車でゴロゴロしていました。バスで現地入りした人たちは野晒しな会場なので大変だったと思います。噂では森の中で雨宿りしてたとかしてないとか…
雨の天候を受けて、レインウェアをMinimus SmockからTsurugi Jacketに入れ替え、レイン上下着た状態でスタート地点に立ちました。(寒がり)
◼︎S富士山こどもの国→W粟倉(16k) 2:13 / 2374位
大勢のサポーターに見送られ、富士山こどもの国をスタート。
スタート位置が割と前の方だったようで、「オーバーペースは死!!」をポリシーとして掲げて淡々とマイペースで走っていた私はひたすら抜かれ続けました。
これKOUMIで見た光景やんけ…
渋滞の時に「後ろはどんなもんかなー?」と振り返ってみたところ、すぐ近くにスイーパーがいましたw
※その頃サポート隊は…
富士山こどもの国の駐車場から脱出するのに大渋滞だった模様。。。
◼︎W粟倉→A1富士宮(23k) 4:21 / 2358位
粟倉を過ぎると送電線下のシングルトラックを進むことになるのですが、ここで大渋滞を起こしていました。
この7kmの走れる区間で2時間以上掛かってしまい、この時点で設定していたタイムテーブルから大きく乖離しており、既に破綻寸前。この先も渋滞するようでは関門に引っかかって終了する気配がぷんぷんする中、富士宮エイドでは水だけ補給して早々に出発しました。
※その頃サポート隊は…
さわやかでハンバーグを食べていた模様。いいね!
◼︎A1富士宮→A2麓(51k) 12:59 / 2243位
一つ目の難所となる天子山塊に入ります。天子ヶ岳までのガツンとした登りは練度不足の自分には本当に厳しい…ヒィヒィ言いながら(途中ちょっと休みながら…)なんとか登り切りました。この時点で完全に夜間パートに突入。
ここから長者ヶ岳・熊森山と天子山塊を縦走していくことになりますが、相変わらず集団の流れが良くない。小刻みなアップダウンの度に渋滞が発生してしまい、ただのハイキング状態。さらに路面の泥濘みが酷いので渋滞の悪化を助長している感じでした。
極め付けは熊森山からの下りで、ただでさえ激下りなのに、そこに泥濘みが加わって完全にツルツルの滑り台でした。木にしがみつかないと確実に転ぶレベル。
人がいなければ滑っていくところですが、これだけ人が多いとそうはいかないので大渋滞の大停滞です。山頂直下で風が吹きつける中での停滞なので、皆震えながら待ち続けていたように見えました。濃霧で先が見えず、絶望感ハンパない…
結局熊森山から麓エイドまで3時間掛かりました。
ロードに下りて、エイドの関門時間にはどうにか間に合う見込みは立ちましたが、その先のことを考えながら走りました。
この先の竜ヶ岳は一度歩いたことがあるので、コースはなんとなく理解しています。下りは熊森山同様にツルツル滑り台になっていることは想像に難くなく、怪我のリスク、熊森山同様の停滞による低体温のリスク等を考えると先に進む勇気は既にありませんでした。
エイドの出発関門時間ギリギリまで考えたものの、結局ポジティブになれないまま、ここでレースを終えることになります。
◼︎総括
なす術なく惨敗って感じです。
・走るの遅すぎ問題
敗因はこれに尽きる。想像以上の渋滞に見舞われたとはいえ、もう少しエイドに早く着いて、考える余裕が持てたらもう少し先に進めたかもしれない。(結局途中でレースは打ち切りになってしまったわけですが…)
(トレーニングで)走った距離は裏切らない。これはマジな話、心肺能力が低下してジョグのペースが著しく落ちます。日々の積み重ねは本当に大切です。
・メンタル弱すぎ問題
圧倒的な練習不足は「UTMFに向けて練習してきたんだ!」という心の拠り所がないので、苦しくなるとすぐネガティブになる気がするw
日々の積み重ねは本当に大切です。(2回目)
・人数多すぎ問題
今回STYが廃止されUTMFに一本化、2400人と人数を増やして開催されましたが、今回の渋滞は今まで経験してきた中では最悪の部類に入ると思います。
運が悪くたまたま発生したものなのか?という部分はよく検証してほしいところです。
序盤の渋滞は百歩譲って仕方ないとして、50kmまで渋滞し、走れる区間はロードだけというのは流石にトレイルランニングレースとしての魅力に欠ける気がします。私と同じような位置でレースを展開した選手(特に海外から来た人)が次も是非走りたいと思ってくれるだろうか。
次回のUTMFでどのようにフィードバックされるのか、個人的には一番気になるところです。
・天候不良によるレース打ち切り問題
早々にリタイアしてしまったので言及する立場にありません。
・富士宮焼きそば問題
そんなものはなかった。(焼きそばが)
20190406 源次郎尾根
表丹沢の源次郎尾根を登ってきました。
源次郎尾根は丹沢詳細地図にも載っていないマイナールートで、当然ながら看板はありません。
渋沢駅から大倉経由で戸沢まで走り、この時点で割と満足できる疲労感を得ていましたが、本日はここからが本番。今月のUTMFは不安しかない。
本日のお供は2色のラムネ。きっとUTMFでも活躍してくれることでしょう。
まずは書策新道を目指します。この書策新道も廃道となっており、看板が撤去されているので注意。
そんな私はというと、案の定、書策新道の取り付きがわからず沢を直進してしまいました。しばらくして「これはおかしい」と思いGPSを見てみると、辿るべきルートから明らかに離れている。。。
結局ルート復帰するべく急傾斜を直登することにしたのですが、これがめちゃくちゃ大変でした。岩や木にしがみ付きながら必死に登り続ける。。。
正直これはリスクを負い過ぎました。私の力量だと素直に戻るのが多分正解。というか単独じゃなかったら確実に引き返していたはず。
そんなことがありながらも、なんとか書策新道に復帰を果たし、しばらくすると源次郎尾根の取り付き、、、というのが全然わからず、「とりあえず登ってしまおう」と適当に尾根を登り始めました。
まぁ登りの場合はゴールは(最終的に)一つなので、適当に登っていても大体大丈夫です。逆に下りの場合はしっかりとルートファインディングしないと危ないですね。違う尾根に迷い込んでしまいますから。。。
倒木を縫うように進んでいきます。
しばらく登っていると、隣の尾根が見えました。お隣は天神尾根ですね。
さらに高度を稼いでいくと、不意に景色が開けて草原帯になります。向かいは三ノ塔?のどかで最高。
ここまで来るとゴールはあと少しです。段々と大倉尾根の喧騒が耳に届くようになります。
笹の道を抜けると大倉尾根に合流。花立山荘の先に出てきます。こんなところに繋がってたのですね。
とりあえず目的を果たしたので、大倉尾根をのんびり下っても良かったのですが、せっかくなので行ったことないルートを、、、ということで政次郎尾根で下りました。
戸沢→源次郎→政次郎→戸沢のループ、いいコースですね。。。
戸沢からは再び渋沢駅まで走って帰ったのですが、それはもう疲労困憊です。
今月のUTMFは不安しかない!w
後脛骨筋腱炎(シンスプリント)
右足がシンスプリントになりました。2月の駅伝に向けてスピードを磨こうと、ちょっと張り切ったらこのザマです。
振り返れば1週間前あたりからスネに違和感があったのですが、まぁ走ろうと思えば走れる状態。その後、スピード練習で追い込んだ(といっても400×5程度)のがトドメになったでしょうか。
週末のAltra Time Trial Series(5000m TT)にエントリーしていましたが、大事を取って無念のDNS。まぁここで無理しても仕方ないですからね。代わりに鍼灸整骨院で足を診てもらうことにしました。
整骨院で診てもらった際の第一声は「身体のバランスめちゃくちゃ悪いですね。こりゃ怪我しますよ」でした。w
- 後脛骨筋の炎症。重症度は中程度。全治10日くらい
- アーチが落ちており、後脛骨筋が緊張状態になっている
- お尻の筋肉が弱く、骨盤で身体を支えられていない状態。骨盤で支えられないと、着地時に身体のバランスを取ろうと膝が内側に入ってしまい負担が掛かる(ニーイン)
- 身体が硬い
「患部の後脛骨筋を治療しつつ、身体のバランスも整えていきましょう」という方針が打ち出されました。炎症が治まってもまた同じことを繰り返すだけなので、そりゃそうだ。
思えばいつも怪我するのは右足だったなぁ。中足骨(打撲)、脹脛(肉離れ)、そして後脛骨筋(シンスプリント)、、、
やれやれって感じですが、地道に治療していこうと思います。
身体のバランスが改善されたら、物凄く足が速くなりそうなので楽しみです。(ならない)
20181208-10 台北trip Day.3
台北最終日。
やはり鼎泰豊には行かねばならない。台湾が世界に誇る名店。
開店時間に合わせて本店に到着すると、既に結構並んでました。店員さんに声を掛けて受付番号と注文票を貰います。
ティンタイフォンになってるじゃん…(誤植)
20分ほどで入店できました。
予め注文票を渡してあるので、すぐ出てきました。うまそ〜!
少しお値段は張りますが、ホールスタッフのレベルも高いし、このクオリティを味わわずには帰れまい!(※なお、日本でも味わえます)
ジューシーな小籠包を満喫させていただきました。
さて、日本へ帰るか!と松山空港へ移動しましたが、まだちょっと時間があるので、空港から歩いて1kmくらいのところにあるAll Day Roasting Companyへ。
めっちゃオシャレなカフェでした。
スモークサーモンのサンドウィッチ
パンがカリカリで超美味いです。
絵を描いてもらいました。当然のように美味しい。
カフェラテ
ミルキーでこれまた美味しい。
台北には世界的なバリスタが経営する有名なカフェがいくつかあり、この店もこだわりを強く感じました。雰囲気が良いので、とてもオススメです。
松山空港に帰ってきました。
今度は本当に帰国。
さて、3日間の台北旅行、今年も天気は今ひとつでした。
前週はピーカンで猛暑だったらしいのですが、この落差は何なんでしょうか。。
台北マラソンはもう満足したので、今回で卒業ですかね。今度は台湾のトレイルレースとかにも挑戦してみたいです。
ありがとう台湾!
20181208-10 台北trip Day.2
スタートは朝7時です。朝活朝活。
あくまで観光なのでレインウェア着て走りました。w
コースは割と単調ですが、台北市街地をぐるっと一周する感じ。なお、ハーフの部で1万5000人くらい走ってたみたいなので、最後までめちゃくちゃ混んでました。
スポーツドリンクは運動飲料と書くのですね。飲みやすくて美味しかった!
台湾の陸軍?めっちゃ応援してくれました。このあたりから歩き始める人多数。サロンパス行列などをよく見かけ、とても過酷なレースであると認識せざるを得ない・・・w
ラスト2kmくらいからは、自動車専用の長いトンネルを走らされる。
ラストスパート!
タイムはネットで2時間24分でした(笑)順位は全体の大体半分くらいでちょっと驚き。
都市型のマラソンはハーフマラソンくらいの距離がちょうどいいですね。遠方から参加する我々のような"旅ランナー"は、観光も楽しみたいので、時間も体力も余裕を残しておきたいですし。
ハーフマラソンを終えて、一旦ホテルに戻ります。まだ朝10時なので時間はたっぷりあります。
小腹が空いたのでちょっと寄り道。
天津蔥抓餅
これは間違いないです。いつも行列が出来ていますが、納得の味。
従来の予定では、七星山をハイクするつもりだったのですが、あいにくの天候なので諦め、とりあえず淡水観光でもするかとMRTに乗りました。
MRTの中で何気なくGoogle Mapを眺めていると軍艦岩なる地名を発見。なんだこれ?気になって仕方がない。
駅から歩いて行けそうだったので、石牌駅にて急遽途中下車。
標識に従って歩いていきます。どうやらしっかりとしたハイキングコースのようですね。
大学の敷地内の道路を登ったところに登山口がありました。基本的に階段なので、超気軽に登れます。
20分くらいで山頂。台北市街が見渡せます。お気軽な割になかなか良い里山でした。
地元民(?)で賑わう軍艦岩を後にして、淡水へ。夕陽は拝めず、、、というか既に日が暮れてました。とりあえず散策。
文化阿給
地元民に人気の店らしい。少し奥まったところにあります。口頭で注文します。阿給(油揚げの方)については辛さも聞かれるので、辛いの苦手な人は「NOT SPICY」と言っておけばきっと伝わります。
炭錢胡椒餅
念願の胡椒餅。メニュー指差しプリーズ注文で乗り切る。
サクサクジューシーで美味しい。
鼎宴小舗
食後のデザート。サクサク。
一通り満喫した後、台北駅で怪しげな寿司を買って帰りました。
サーモンは結構イケますが、鯛の蒲焼は生臭くて美味しくなかったなぁ・・・w
20181208-10 台北Trip Day.1
昨年はフルマラソンでしたが、今年は日和ってハーフマラソンです。ちなみに台北マラソンはハーフの方が定員が多いので、こちらがメインストリームとなります。サクッと完走して観光しましょう。
土曜日の昼過ぎに松山空港に到着。空港で両替とプリペイドSIMカード購入というルーティンをこなし、MRTで台北マラソンEXPO会場(世貿三館)へ移動します。ちゃちゃっとゼッケン貰いましょう。受付は事前にメール配信されている受付番号とパスポート見せるだけです。
受付を終えて、一通りブースを眺めたら宿に移動します。
今年の宿は永康街を抜けてちょっと歩いたところにあるGoodmore Hotel Shida。ホテルの写真は撮り忘れましたがw、オシャレで綺麗なところでした。駅からのアクセスはやや悪いですが、ホテルの隣には24時間営業のスーパーがあるので非常に便利。
チェックイン後は荷物を置いて、街へ繰り出します。
まずは忠孝復興駅へ移動し、patagoniaへ。
ここにはオリジナルTシャツが売っているとの噂ですが・・・ありました!TAIWAN!
続いて、同じく忠孝復興にあるアウトドアセレクトショップ、COW RECORDSとSamplusへ。
なんか電気点いてなくない?と思ったらこの週末は休業日でした。無念!
そろそろお腹が空いてきたのでご飯でも食べましょう。
前回は全く冒険しませんでしたが、今回は一歩踏み出してみました。
通化街夜市の路地裏にある正好鮮肉小篭湯包へ。(店の写真ナシw)
よくある注文票は無くて、口頭で注文するパターン。いきなりハードル高いな、、、
日本語が全く通じる気配はありませんでしたが、左手で小籠包を指差しながら、右手で「これ、One!!」と指一本立てたら伝わりました。もはや対話を放棄しているとも言えます。。。
店内でしばらく待っていると出来たての小籠包が運ばれてきました。美味しそうなの来た!
自分で小皿を準備します。肉の臭みを感じるので、生姜たっぷり乗っけて小籠包食べてみたら美味しかった。それにしてもめっちゃジューシー。
食べ終わったら出口でおっちゃんにお金払ってお終いです。
当然これだけでは足りませんので、次の店へ。通化街夜市にある阿吉雞蛋蚵仔煎。ローカル感すごい。
肉焿米粉(豚肉スープビーフン)。ビーフンめっちゃ多くてお腹いっぱいになる。。。そして、やはり肉の臭みが私はちょっと苦手かも。
蚵仔煎(牡蠣オムレツ)。美味しい。美味しいが、明日お腹痛くなったら絶対こいつのせい。
そんな感じでお腹を満たして、ホテルに帰還。スーパーでビールを買い込んで、さっさと寝ました。
20181125 つくばマラソン 10k
最近、ランニングに対して著しくモチベーションの低下に苛まれている最中ですが、つくばマラソンを走ってきました。
と言っても今フルマラソンなんて走っても、後悔する未来しか想像出来ないので10kmの部です。
私の10kmのPRは39分50秒くらいだったと思いますが、こんな状態の中キロ4で走れる気も走る気もないので、ちょっと違ったアプローチとして「ペーサー」を務めてみることにしました。
私の独断と偏見により、クライアントの目標タイムを55分切りと設定し、ビルドアップ気味にレースを展開、やや苦しい局面があったものの、見事目標を上回る53分ちょっとでゴール。
自分としては目標達成できて非常に満足な結果です。
完走後、つくば市のコミュニティラジオ局のインタビューを受けた際にパーソナリティの方から「なるほど。たしかに満足そうな顔をしてらっしゃいますね!」などと言われたくらいです。
しかしクライアントからは、こんな駄目出しが。
- 前を走られると歩幅が合わないので、自分のリズムで走れなかった。(快適性×)
- 「坂の下りからラストスパートしよう」とか言ってたくせに、坂の手前から明らかにペースを上げていた。 (誠実性×)
- 「あと1km!」と言ってたけど、その後に"あと1km"の看板が出てきた。(正確性×)
- 『ちょっとペース落として!』と言っているのにガン無視された。 (コミュニケーション×)
いやー、難しいですねー(棒)
次回に向けて、これらの課題を解消できるよう対策を考えていきたいところです。
一方、唯一ポジティブなコメントとしてこう言われました。
- 55分切れてビックリ。自分一人では達成出来なかった。次は50分切りたい。そして、いつかお前(=私)に勝つ!
※一部誇張表現があります。