100mile madness!!

雰囲気で山を走っています。

20200530 Virtual Runnico Cup vol.1

対岸の火事と思っていたコロナウィルスがあっという間に身近な存在となり、様々なことが大きな転換期を迎えています。

ランニング界隈でも多大な影響を受けており、大会は相次いで中止。私個人としてはソウルマラソンと彩の国、Rockin' Bear黒姫が中止になってしまいました。あとはGW中に草レースのビアマイルを計画していたのですが、これもお流れ。

 

これからどうなってしまうんでしょうね。コロナウィルスをどう評価していく(されていく)かによって大会運営も大きく舵を切らなければならないかもしれません。

 

そんな悶々とした自粛下にありながら、バーチャルレースというものが世界各地で開催されているようです。

バーチャルレース・・・簡単にいえばオンライン上の架空大会って感じですかね。名古屋ウィメンズマラソンも一般の部が中止となり、代わりにオンラインマラソンを開催することで某SNSが燃えていたのも記憶に新しい話です。(詳細は割愛)

そんな感じで、なかなか皆で一箇所には集まれないけど、場所や時間に縛られない大会。それがバーチャルレースです。

 

というわけで、これならなかなか会えない仲間内でも楽しめそうなイベントが出来るんじゃないか?と思い、立案したのが「Virtual Runnico Cup」です。

 

◼︎ルール

VRCのルールはこんな感じ。stravaのログを使います。

  1. 制限時間(2時間)内での走行距離を競う。
  2. 獲得標高をボーナスポイントとして、獲得標高(m)×2を走行距離に加算する。
  3. スタート地点、コースは自由に設定してよいが、ゴール地点はスタート地点と同一でなければならない。
  4. 制限時間(2時間)をオーバーした場合は、ペナルティとして1分につき500mをリザルトから減算する。

 

ちなみにスタート時間についてですが、当初は1ヶ月くらい大会期間を設けてその間に記録を取ってもらえばいいかな、とか思ってたんですが、他の人のリザルトを見てから自分の記録を取るのは少し競技性に欠ける、、、かと言って同時スタートはなかなか都合が合わないだろうというアドバイスを貰ったこともあり、期間を1日としました。

理屈ではログを見ようと思えば見えちゃうけど、それは各個人の価値観に任せることにしました。

 

特に賞品も栄誉も無いレースですが、これ楽しいのか!?ま、使い勝手の良い(!?)ランニコ部員を実験台にして、兎にも角にもやってみましょう!w

 

とりあえずまずは自分のスタート地点とコースを決めなければ。

最近の体力低下が著しいので、どうせ2時間走り切れないだろうから、坂道を織り交ぜて、走れなくなっても坂道を歩き続けてボーナスポイントを稼ごう!

そんな戦略を立ててコースを設定しました。

 

◼︎レース

AM10:00。私のレースはスタートしました。

スタート早々、何を思ったかキロ5で押せるところまで行こうとオーバーペースで走り出します。

当然このペースで2時間走れるはずもなく・・・5kmくらいで早くも減速。勝田マラソンをsub3.5で走っていた時代が懐かしいです。。。(遠い目)

 

とはいえ、まだ1時間半以上時間が残っています。

立ち止まって1時間半休憩しちゃうのが一番楽ですが、このレースの「言い出しっぺ」は私です。さすがにそれは倫理的によろしくないだろう・・・そういった葛藤をどうにか乗り越えて、今日は最後まで頑張ろうと心に決めました。

というわけで坂道へ逃げます。下り坂を惰性で走り、登り坂を歩いて標高を稼ぎつつ体力を回復させる作戦です。決して楽をしたいわけではありません。

 

レースでなければ絶対こんなことやりませんが、激坂のピストンと走れるループコースをひたすら組み合わせて2時間頑張りました。(正確には1分半を残して時計止めちゃいましたけどw)

ボトルの水もすっからかん。今日はめちゃくちゃ暑くて、"自粛ボディ"には辛すぎる!

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さて、みんなはどんなランニングをしたのかな〜?

 

◼︎結果

 

優勝はクダリバンチョーでした。

 

BNC「勝つ気はまったくなかった。もしかして皆さんコロナ太りされました?」

 

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ところで約1名、マイナスというわけわからんスコアを叩き出した方がいらっしゃいますね。。。

これは悪質な違反をした・・・というわけではなくて、制限時間2時間に対して3時間半のアクティビティを行ったため、ルールに則って減点された結果となります。

一応レースの体裁を整えるためのルールがあるので、ルールを外れた頑張りを評価しきれないところがちょっと申し訳ないですけどw

 

まぁこんな感じでふと思い立ったバーチャルレースですが、距離的な理由でなかなか集まれない仲間とこうしたツールを介して遊ぶ、というのはまぁまぁ楽しめるんじゃないかと思いました。

あとは、ハンデやらボーナスポイントといった係数を色々いじると、嗜好の異なるレースになるかもしれません。ひたすら標高稼ぐレースとか今度やるかな・・・w

 

緊急事態宣言が解除されて、ぼちぼち制限が緩和されてきた節はあるので、もしかしたらこういったバーチャルレースもお役御免となってしまうかもしれません。やっぱりみんなで走る方が楽しいですからね。

早くみんなでワイワイ走れる日が訪れますように!

 

◼︎(参考)詳細データ

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