100mile madness!!

雰囲気で山を走っています。

20180727 富士登山競走

4:22'36

スタート0:00'27 → 富士浅間神社0:14'06 → 中ノ茶屋0:38'59 → 馬返し1:04'33 → 二合五勺(給水P)1:29'21 → 五合目(佐藤小屋)2:02'31 → 七合目(花小屋)??? → 八合目(富士山ホテル)3:46'06 → ゴール4:22'36

 

初完走した昨年と比較してタイムは振るわずでしたが、今年もなんとか完走出来ました。

ここ最近の異様な猛暑で、ランニングに対するモチベーションが著しく低下し、登山競走に向けた練習はほとんど実施できずでした。始動したのも6月下旬あたりから…

レース前週の試走に至っては馬返しまで走り切れず、馬返しからはのんびりハイキング、六合目でこりゃ無理だと須走口五合目へエスケープしてしまう体たらく。お前、高度順応する目的はどうしたのだと…

本番でSUB4するのが元々の目標でしたが、完走すら危ういのではないかと思わずにはいられない…だからと言って今さら足掻いたところで走力なんて上がらない…

というわけで、当日の猛暑対策を講じることで少しでも完走確度を上げるべく、レース4日前・3日前に連日仕事終わりのサウナ練を敢行。

しかし、無情にもレース当日は気温がぐっと下がり、ちょっと涼しく感じるコンディションでした(泣)

とはいえ、気候的にはランナーを応援してくれているコンディションです。なるようになります。

 

スタートはBブロック。スタート整列前、フライング気味に道路脇をジリジリと狭めるランナー達を尻目に、"まぁBブロックの真ん中くらいでいいか〜"とやや後方で待機していたら、プラカードが良い具合に私の近くに立ったので、結果的に5列目くらいになりました。

f:id:nemotrek:20180729123940j:image

昨年長女が衝撃的な引退宣言をし、今年は次女が「今日のビールは美味しいよ」などと宣うエイエイオーを聴いてスタートを切る。

序盤は抜かれ基調で、中ノ茶屋過ぎてから少しずつ抜き基調に…というイメージを描いていましたが、なかなか抜き基調にはならず、馬返し通過も去年より1分遅かった。

馬返しからは走れるところは走って順位を上げ、浸透枡でランナーが詰まっていたら浸透枡の上を颯爽と駆け抜けて順位を上げていく展開。

今年は五合目関門前の渋滞緩和策として、佐藤小屋を通らず五合目コースのゴールが関門になりました。五合目通過タイムは去年より1分遅れをキープしていました。調子は悪くなさそうですが、思うようにタイムが伸びてない。やはり練度不足でしょうか。

そして、本格的に富士山と対峙するここからが厳しかった。今年の砂礫は水分を全く含んでいないサラサラ状態で、なかなか足が前に出ている感触がなく、七合目の花小屋まで果てしなく長く感じました。

そして、標高3000mを超えると頭がフラフラと。高度障害か…?一週間前のぬるい練習を悔やみつつも、とにかく這い上がるしかありません。必死に足を止めることなく歩き続けました。

なんとか八合目関門に到着したのは関門時間の14分前。一般論としては完走セーフティな通過タイムですが、正直あの時は完走出来るかめちゃくちゃ不安でした。それくらい追い詰められていたのだと思います。

登っても登っても見えてこない鳥居。ジワジワと迫るタイムリミット。雲の中に入ってしまい、冷たい風が吹き荒れる中、先があんまり見えません。焦っても仕方ないけど焦る。

懸命に這いつくばって最後の岩場を越えて、遂に鳥居が。あー間に合った!制限時間7分前のゴールでした。

f:id:nemotrek:20180729211520j:image

今年は達成感よりも安堵の方が勝ったレースだったと思います。やっぱり初完走の時と違いますね。でも楽しめました。

 

ゴール後の山頂はクソ寒かったので、早々に下山。バスに乗らずに富士北麓公園まで走って戻ってみました。到着した頃には表彰式が終了していましたが…

f:id:nemotrek:20180730081337j:image

f:id:nemotrek:20180730081414j:image