100mile madness!!

雰囲気で山を走っています。

価値観の多様性

人間は誰しも自分が正しいと思う価値観を持っていますが、最近はSNSの普及によって個人が容易に発信できるようになったので、相反する価値観が衝突する機会が増えてきたように思います。政治的思想とかは特に顕著ですね。

 

ランニングという小さなコミュニティにおいても例外ではなくて、価値観のぶつかり合いというか、押し付けを目にします。

たとえば、マラソン大会のエントリーに関して、「練習してないやつがエントリーすんな」とか「練習しているランナーにこそレースを走らせるべきだ」みたいなやつです。

からしてみれば練習してなくてもエントリーする権利があるし、練習しないでレースを走る楽しみ方もあるんじゃないですかね、と思います。

 

私の中でランニングにおける最も尊重している価値観は「速いことが偉いわけではない」ですが、勿論それと相反する考え方も存在します。

そして、「速いことが偉いわけではない」と言いつつも、速い人は速いなりの理由があり、速く走るために日々研鑽しているわけで、その努力は讃えられるべきだと思います。ちなみに私も速く走りたいのでトレーニングを積んでいます。

ただし、速さという価値観を人に押し付けるべきではないと思っている、ということです。

 

少し話は逸れますが、5月に開催された阿蘇ラウンドトレイルにおいて、私は無念の(?)DNFでしたが、とにかく楽しい記憶しかない状態でレースを終えたのであんまり後悔していません。レース後の観光も全力で楽しめましたからね。。。

「完走できなくて悔しくないわけがない」というのも実は偏見だったりするのかもしれませんよ・・・?

 

※ちなみに阿蘇ラウンドトレイルは66k地点でリタイアしました。

足はキツかったですが、制限時間には余裕がありました。しかし、残るは夜間パート、そして雨予報だったので、「楽しさ」と「完走したときの達成感」を天秤に掛けた結果としてのリタイア判断でした。(ただメンタルが弱いだけじゃねーか!!という説も・・・)