20191221 りんどう友の会
丹沢の林道で走る練習!
ルート
大倉→萩山林道→表丹沢林道→桜沢林道→(市道)→羽根林道→(県道70号線)→春岳林道→浅間山林道→清水屋→伊勢原
距離: 30kmくらい (大倉から清水屋まで)
累積標高: 1,000mD+くらい
林道練について
丹沢には無数の林道が張り巡らされており、一部のコアな林道マニアに親しまれています。
林道の良いところはとにかく静かなこと。正直、これといって見所があるわけではないので、"映え"は期待できませんし、人との出会いも期待できないでしょう(笑)
でもそれを補って余りある魅力を林道に感じている今日この頃です。
たとえば、、、
- 信号がないので走り続けられる
- アップダウンのメリハリがあるので、自分のテーマでペース配分やら追い込み具合を設定しやすい
- 走り始めるとなかなかエスケープ出来ないので豆腐メンタル勢でも距離が稼げる
・・・などなど。
あと、ひたすら林道を走っていると、少しでも景色が開けると無駄に感動してしまうという副作用もあるとかないとか。。。
今回の走る練習
というわけで本題に入りますが、今回の目的は勝田マラソン(1月末)に向けてのロング走でした。
筋力的な距離耐性(≒時間耐性)を身に付けようということで、ゆっくりでもいいから林道を走り続けることを意識しました。ホントはもう少しプッシュすべきなのかもしれないけど、今回は走り切りたかったので登りも下りもマイペースで。
一緒に走ってくれたhoshisakaiさん。
走る練習cult cap×腹巻き×キンバラ9スタイルの私。だ、ダサい…でも人と会わないので問題なし(ある) ※腹巻きはかなり具合良かったです。
一番しんどかったのは羽根林道の登りでした。二本目の登りということもあったかもしれないですが、ここの登りはかなりパンチが効いてます。作業道というより修行道だなぁ…などと意味不明な供述をしながらひたすら這い登りました。
終盤になると、圧倒的な走力差を見せつけられ、必死に走る私を背景にしてhoshisakaiさんがジェルの味見写真を撮っていた。くっ…。
一つ林道を登る毎に尻、ハム、前腿、、、と一箇所ずつ張りが出てきて、ラストの浅間山林道はかなりしんどかった。
シャワー浴びる時に身体が震え始めたので、マイペースで走ったつもりだったけどなんだかんだ追い込まれていた模様…。
まとめ
ゆるく走ってるつもりでも身体にはしっかり負荷が掛かる。それが林道を走る練習。。。今後も定期的に林道練に取り組みたいと思いました。
林道で喘ぎながら、この"ひたすら林道を繋ぐ練習"のキャッチフレーズを考えていました。
そう、それがりんどう友の会…!!
※"林道"を敢えて平仮名で書いてポップさをアピールするのがポイントです(どうでもよい)
20191201 湘南国際マラソン
フルマラソンを走るのは2シーズンぶり。ただし、PRは2016年1月の勝田全国マラソン(3時間33分)まで遡ります。
まるで成長していない・・・
今シーズンは是が非でもPRを更新してSUB3.57ランナーからSUB3.5ランナーへランクアップしたいと思っています。
湘南国際マラソンは地元のマラソン大会ということもあり、初マラソンもここでしたし過去5回走っていますが、コースベストは3時間45分とかなり苦手意識のあるコースです。
コースレイアウトは18km過ぎと40km手前の2回折り返しがある以外はひたすら真っ直ぐ走るという国内屈指の直線コースですが、微妙なアップダウンと終盤のバイパスが見た目以上の難度をもたらしている気がします。特にラスト5kmでフィニッシュ地点を一旦通り過ぎて、折り返して戻ってこなきゃいけないとか、豆腐メンタル勢にとってはかなりの鬼門ですね・・・(笑)
そんな背景もあり、「もう湘南では走らんからな!」と言い残した2015年を最後に、以降は台北マラソンに逃避行するなどしておりましたが、何を思ったか懲りずに舞い戻ってきた次第です。
◼︎戦略
SUB3.5に必要な平均ペースは4分58秒/kmです。
イーブンで走れる気は全くしないので、「30kmまでどれだけイーブンでいけるか」、「30km以降どれだけ粘れるか」という二部構成でペースを考えることにしました。
ちなみに30kmまでの平均ペースに対する、残り12.195kmに求められるペースは以下の通りとなります。
この表を見た感じ、4:40/kmくらいで刻めればかなり楽になるかなぁという思いがあったのですが、先日のハーフマラソンの結果もふまえて少しバッファを持たせて「4:45/km」を設定ペースとしました。
できればこの設定ペースで30kmとか走って本番に臨みたかったのですが、面倒なのでなかなか時間が取れず、結局ぶっつけ本番になっちゃいました。
直近の練習量は過去最高水準だった(と言っても月200kmくらいなんですが)ので、ロング練が出来なかったことだけが唯一の心残りでした。
◼︎結果
3:53'55
うーん。。。
30km通過タイムは2時間28分10秒(4:57/km←設定ペースで走れてへんやんけ!!)とギリギリSUB3.5ラインをキープしていたのですが、32kmあたりで股関節が動かなくなりピタッと足が止まり、そこからはあっという間の大失速。トボトボ歩いたり走ったり。。。バイパスを歩きながら眺めた海が綺麗でした。
最後だけ走ってゴールしましたw
◼︎課題
足りないものは何なのだろう。。。
①スピード
5000mの直近タイム(20:01)からすると、たぶん足りてる。はず。
②持久力(筋持久力)
30kmで失速してしまった直接的な原因は筋持久力が足りてないことだと思うが、ただ単に筋持久力を強化すればいいのか、筋肉のムダ遣いをしないような走りをすればいいのか、2つのケースがあると思っているが、私の場合どちらも正解でどちらかというと後者に改善の余地が大きくありそう。
峠走(特にクダリ)がいいんじゃない?というアドバイスを貰ったので久しぶりに峠に出かけてみようと思います。
③補給
今回補給したのはジェル3つ(アミノバイタルゼリー青2赤1)でしたが、30kmまでエネルギー切れという感覚はなかったし、足攣り等筋肉のトラブルはなし。
ただし、失速の原因である股関節が動かなくなるのはマグネシウムとかしっかり補給してたら防げる可能性があるんじゃ・・・?という仮説もあるので、次回も同じような補給システムで走ろうと思います。
④メンタル
豆腐メンタルなのはどうしようもない。まぁ頑張れば焼き豆腐メンタルくらいになるかもしれないけど、結局は豆腐です。
追い込まれるとすぐ諦めてしまうのであれば、追い込まれないように走り切るしかありません(笑)
次回は1月の勝田全国マラソン。
今回のレースは勝田に向けて走る練習だったということにしましょう。次こそはSUB3.5やるぞ!(定期)
20191116 小田原NR×湘南ゴールドエナジー ランタイムトライアルフェス 5000m
小田原ナイトランナーズ(小田原NR)が今年設立10周年ということで、記念イベントとしてタイムトライアルイベントを開催しました。
"ナイトランナーズ"という夜行性なネーミングだけあって、このイベントも夜開催です。
私は5000mにエントリーしたのですが、いざエントリーリストを見てみると「15〜19分」の最終組に私の名前が。。これ、何かの間違いですよね?
先日の手賀沼ハーフのタイム(1時間39分)をVDOT理論で試算すると、5000mのタイムは21分30秒(4'19/km)。そして、この最終組の最遅ペーサーは19分00秒(3'48/km)で走るとのこと。
・・・\(^o^)/
スタート前のアップの様子からしてガチ勢しかいない。これはドンケツ待ったなし!このままでは晒し者になってしまう!
皆レースを終え、ただ一人周回遅れでトラック上で居残りの憂き目に遭いながら、ささやかな励ましだったり「ちっ…おっせーな」と罵倒されたりする自分の姿を思い浮かべるだけで涙が出そうです。
そんなわけでものすごく走りたくないのですが、半ば諦めというか悟りの境地でスタートライン(の一番後ろ、皆さんの邪魔にならないところ)にこっそり並びました。
余談ですが、同じ組にクダリバンチョー(BNC)が同じくエントリーしており、「ドーベルマン達に囲まれる我々のチワワ感がヤバい」という話で盛り上がりました。
レース前、クソ寒いのに無防備な生脚を晒しているため建物にそそくさと避難するBNCの図
◼︎結果
20'01"69
(LAP) 1'31 - 1'30 - 1'36 - 1'33 - 1'35 - 1'35 - 1'38 - 1'34 - 1'36 - 1'38 - 1'39 - 1'31 - 1'01
※400mオートラップ設定によるGPS計測なので参考まで。
スタートの号砲と共に、皆ものすごい勢いで飛び出します。案の定マジで速い!
私は19分ペーサーに付いていけるところまで頑張る作戦だったのですが、400mもたずに置いていかれました(笑)
というわけで、早々に作戦の第二段階へ移行します。ここからは同じくペーサーに置いていかれたランナーにぴったり付いて粘る作戦。・・・といってもそれに該当するランナーは一人しかおらず、背後には気配を全く感じないので、既に最下位を走っている模様。怖くて振り返れない。
しかし、手元の時計を見ると3分45秒/kmペースで走っているではありませんか。あのペーサー、やりやがったな!w
でもクダリバンチョーはペーサーにしっかり付いていったようです。さすが美脚なだけある。
私の1000m通過は3分48秒。このまま行ければ19分00秒なのですが、そんなの当然無理な話なので、ずるずるペースが落ちていき、ボッチで走ることになります。ただ、前方に失速気味のランナーが一人見えているのが唯一心の支えでした(笑)
しばらくしてそのランナーを追い抜くも、その前には全く人がいない。。ペース的にはキロ4切るか切らないかというあたりで踏ん張っていたのですが、16分台の先頭ランナーに2回目の周回遅れにされたところで「ラスト2周!」と声が掛かり、『ん?つまり俺はあと4周も残ってるのか?』と考えさせられたところで心が折れました。あれマジでしんどいのでやめてほしいw
まぁどうにかこうにかリタイアしたい気持ちを心の奥底に押し込んで、最終LAPへたどり着きました。残り200mは「腕を振れ!」という檄を受けてラスト振り絞ってゴール。
無我夢中で腕を振ってみると、不思議と浮遊感を感じたのがちょっと新感覚でした。もしかしたら、あれは腕と脚がバシッとリンクした瞬間だったのかもしれませんね。
終わってみれば予想以上に走れたので、まぁそれなりに満足しています。欲を言えば20分切りたかったし、1秒69なら頑張れたんじゃないかと思うのですが、最終LAPは時計を見る余裕が全くなかった。。。
今回のタイムをVDOT理論に当てはめると、VDOT49.8となり、フルマラソン3時間11分24秒で走れる計算に。目標のSUB3.5に対してスピード要件は満たしているような結果でした。
あとはスタミナとメンタル要素。これは足りなそうだな・・・(笑)
まぁ張り切りすぎず、もうちょっと積み上げていこうと思います。
20191027 手賀沼エコマラソン
今シーズンはフルマラソンにエントリーしたので、練習頑張らねば!
ということで、トレーニングの一環としてハーフマラソンを走ってきました。
手賀沼エコマラソンは初めての参加でしたが、アクセスもいいし、コースも走りやすかったです。
ちなみにゴール後に貰った900mlのポカリスエット、「え?でかくない?」と皆ツッコミ入れてましたが、あれは発注ミスではないですよね?w
◼︎結果
1:39'21
(LAP) 22'26 - 23'10 - 24'35 - 24'22 - 4'48
設定ペースはジャック・ダニエルズのVDOT理論に基づいて、4分30秒/kmとしてスタートしたのですが、4kmあたりで早くもしんどくなりリタイアしたくなる・・・完全に VDOTの計算ミスです、ありがとうございました。
さすがにハーフでリタイアはあかんでしょ!ということで、ダニエルズに八つ当たりしたい気持ちを抱きながら、しばらくペースをキープしようと試みるものの、相変わらず身体が追いついてこず、ずるずるとペースダウン。後半はギリギリ踏みとどまった感はあるが、見事なビルドダウン走でフィニッシュ。
それでもなんとか100分切ろうと最後はかなりもがきましたw
完全に失敗レースだったけれど、現在地は確認できたということで、ここからフルマラソンに向けてもう少し積み上げたいと思います。と言っても湘南国際マラソンまであと1ヶ月切ってますけども!
◼︎参考
ハーフ1:39'21 = VDOT45.5
ジョグ: Eペース 5分31秒〜6分05秒/km
閾値走: Tペース 4分36秒/km
インターバル走: Iペース 4分14秒/km
レペテーション: Rペース 3分59秒/km
---
本番: Mペース 4分54秒/km
VDOT理論に基づくと、フルマラソンの予想タイムは3時間26分。どうにかSUB3.5に到達したいところですが・・・果たして。
20191005 箱根外輪山(湯本→大雄山)
KOUMI100一週間前ということで、ギアチェックと補給食チェックを行うべく、箱根外輪山へ。
箱根外輪山一周はちょっと負荷が高すぎなーと思っていたので、折角の機会、気になっていた大雄山(最乗寺)へ下りるルートを行ってみることにしました。
所々荒れている場所もありましたが、最乗寺周辺の雰囲気がかなり良いです。個人的には宮城野へエスケープするより、こっちの方がオススメできます。
ちなみに大雄山線の大雄山駅まで最乗寺からバスが出ていますが、走って3kmちょっと(歩いても3kmちょっと)なので、ランナーは駅まで走っちゃいましょう。
・・・という前置きはさておき、本題に。
今回KOUMI100に向けて揃えた新戦力を簡単にレビューしとこうと思います。
①Custom Quiver / SALOMON
今年のUTMBで多くの選手が使っているのが印象的だった、軽量のストック収納袋。元々この製品は前からあった気がしますが、ここにきて人気に火が点いたんですかね?私もこのビッグウェーブに乗るしかない、と早速ポチりました。
このCostom Quiverは、サロモンのザックに接続できるようなギミックになっているのですが、愛用のAKvest(2.0)にもとりあえず(やや無理矢理)装着できました。ストックの取り出しやすさは紐で微調整できます。
実際に装着して走ってみると、ストック使用時は全く違和感ないのですが、収納時に左右のバランス差が少し気になりました。まぁこれは収納袋の装着位置を改善すれば解決できる課題かもしれませんが、少しの違和感は100マイルレースとなると結構ストレスとして積み上がりそう。。。
あとは「もしかして俺、ニンジャなんじゃ・・・」と思えるところが良かったです。
②Xodus ISO 3 / SAUCONY
サッカニーのマックスプロテクショントレイルランニングシューズです。最近一部の某界隈で人気急上昇中のKinvara9を気に入りすぎた私が、スペックも確認せずにポチッた一品。
特筆すべきは重量です。我が家に計量器がないので実測してないですが、レビューサイトによるとUS10.5でなんと15.5oz=439g(!!)。私はUS11なのでさらにちょっと重いはず。
そんなヘビー級のランニングシューズですが、履いてみるとまたちょっと印象が変わります。
フィット感が良く、柔らかいシューズなので、意外と走りやすいし、歩きやすいです。一度これで帰宅ランしてみましたが、違和感なくアスファルトを走れました。とはいえ、ヘビー級はヘビー級なので、登り坂とかは走る気が失せますw
というわけで、ロングレンジのレースであんまり登り坂を走る気のない私には合ってるかもしれません。
あとは、履き心地は悪くないですがちょっと浅い気がします。今回の山行中に踵にマメができちゃいました。これはシューレースの工夫でどうにかできるかどうか・・・というところに課題が残りました。
③ライスピュレ / ミナト製薬
割と評判が良いみたいなので、試してみました。
味は美味しい!が、粘度高すぎるし甘ったるい・・・
もっと米米しい(?)やつをイメージしてたこともあり、ちょっと私は(補給食としては)もういいかな、って感想でした。
④ガッツギア / 味の素
知る人ぞ知る、ハイコスパなゼリー食品。
小さなお子様から大きなキッズまで使い勝手のよい補給食だと思います。デメリットは嵩張ること。
⑤メイバランス / 明治
今年のUTMBで大活躍された小原さんがpodcastで語っていた一品。薬局に行ってみると、色々な味が置いてありました。試してみたのはタンパク質が10g入っているやつ。ミルク味とミックスベリー味がありました。
ある程度疲れてきたところで飲めるかどうか確認したかったので、山頂と下山後にそれぞれ飲んでみました。
・ミルク味
想像してたミルク味と違う・・・亜鉛やら鉄やら入ってるせいか、不味いコーヒー牛乳みたいな味でした。これは無理かもしれない。。。
・ミックスベリー味
ミルク味を経て、恐る恐る飲んでみたところ・・・これはイケる!
普通のミックスベリーヨーグルトみたい。採用するならこっち(笑)
KOUMI100は周回コースなので、デポに置いておけば良さそうです。携行するにはこの形だとちと嵩張りますね。(違う形状のメイバランスもあります)
そんな感じで、いざKOUMI!
・・・の流れだったのですが、台風襲来により私は早々にテンションOFFして DNS。結局大会自体も中止になっちゃいましたね。。。
色々と残念でしたが、来年こそは是非ともKOUMI100を完走したいと思っています。
Lighthouse Micro Flash / GOAL ZERO
最近、久しぶりに物欲が暴走しております。
ランニングシューズ、ランニングシューズ、ストック収納袋、トレイルランニングシューズ、インソール、、、
そんな中で手に入れたライトの話。
ソロキャンパーの間で話題・・・かどうかは存じないですが、コスパ最強と名高いGOAL ZERO "Lighthouse Micro Flash"です。
GOAL ZERO社はアメリカ・ユタ州に本拠地を構えるアウトドアブランドで、モバイル系バッテリーに強みを持つ会社(らしい)。
その会社の製品で"Lighthouse Micro"というLEDランタンがあるのですが、それにハンドライト機能を追加したものが"Lighthouse Micro Flash"です。
Lighthouse Micro Flashのスペックを抜粋すると・・・
- リチウムイオン電池(18650)/USB充電式(MAX3.5h)
- 親切なバッテリー残量メーター付
- IPX6の防水性能
- 68g
- 120lm / 8.5h 〜 20lm / 100h (ハンドライトとして使う場合)
直挿しUSBコネクタ
吊り下げアーム(?)があるので、ハンドライトで使う時に落とさないように紐付けとこうかと思います。
ランタンは色々と用途があって重宝します。テント泊や災害時にも使えますからね。
ただのハンドライトだったら買うつもりはなかったのですが、ランタンと兼用できるハンドライトなら話は別です。
そして、このスペックならナイトランで使えるんじゃね?ということで、早速KOUMI100で投入してみようと思ってます。(・・・テストしないの?)
20190914 空木岳
空木岳・木曽駒ヶ岳日帰り!・・・の予定だったのですが、木曽駒ヶ岳手前でギブアップ。。。
<山行タイム>
セブンイレブン駒ヶ根インター店(S)→池山小屋 2:06→空木岳 5:17→熊沢岳 7:41→檜尾岳 8:40→極楽平 10:32→千畳敷ロープウェイ駅 10:46(G)
バスタ新宿から駒ヶ根行の最終バスに乗ってAM1時に駒ヶ根バスターミナルに降り立つ。¥4,000で来れちゃうなんて、なんだかおトク感があります。
深夜スタートの山行、前回の富士登山競走を応援した時は猛烈な睡魔に侵され行き倒れてしまったのですが、今回は友人のhiroさん(捻挫中)という心強いバディがいるので大丈夫でしょう。つらい時間になっても、きっと面白いことを言ってくれるはず。
とりあえずメシ食っていこうぜ!ということになり、すき家で腹ごしらえ。その後、セブンイレブンで買い出しをしてスタートしました。
この日は中秋の名月ということで、月明かりがとても綺麗。山の輪郭もくっきり。夜道が照らされてとても良い雰囲気でした。
今回の木曽駒ヶ岳・空木岳周回ルートについてですが、ロープウェイで千畳敷まで上がって、空木岳を下るルートが比較的ラクだと思います。しかし、当然この時間だとバスもロープウェイも運行してないので、必然的に逆ルートを選択することになります。
とりあえずジオグラフィカと山と高原地図アプリを駆使して登山口へたどり着く。ここから2000m一気に登ります。距離にして10kmくらい。
空木岳の登りは歩きやすいので、意外とサクサク行けました。予定では空木岳山頂あたりで日の出を迎えられたら、と計画していましたが、道半ばで早々に陽が昇ってきてしまった。すき家でのんびりしすぎたかな・・・(笑)
ようやく視界が開けるところまで登ってくると、とても良い天気。これは期待できますね・・・!
空木平避難小屋までくると、ようやく山頂が見えてきました。もうちょい。
このあたりから私は急に力が出なくなり、大失速。ガス欠かな?と思い、ジェルやらグミやら補給したのですが、結局最後までこのシンドさは抜けないままでした。高度に順応できなかったのかしら。。。
そんなこんなで空木岳。360°のパノラマが広がってました!写真の奥は御嶽山かな?
ここから北に進路をとり、木曽駒ヶ岳へ向かうのですが、ここからが大変でした。
空木岳山頂にいたオジサマ達に「岩場ヤバイよ」と脅され、ビクビクしながら進んでいたのですが、そんな岩場よりハイマツがビシバシ足に当たるのが深刻です!イタイイタイ!
レインパンツを履くことも考えたのですが、即刻穴空いちゃいそう!w
貧乏性の我々はただひたすら耐え忍ぶ山行を強いられたのでした・・・(自業自得)
・・・そんな足下の死闘をよそに、景色は最高な稜線歩きでした。
よっしゃ、せっかくだからhiroさんの良い写真撮ってあげたろ!と思っていたのですが、私のペースが遅すぎて常に置いていかれてしまうため、結局豆粒みたいな被写体写真しか撮れなかった(笑)
檜尾岳あたりで予定到着時刻よりだいぶ遅れていたので、木曽駒ヶ岳までは行けないなぁという判断。結局、「はよシュワシュワしたものが飲みたいわ〜」ということで宝剣岳手前の極楽平からロープウェイ駅へエスケープすることにしました。こうやってリタイア癖が付いていくのですね・・・
下山後は「こまくさの湯」でスッキリして、ソースカツ丼を食べて帰りました。
帰りももちろんバスで。ガラガラだったので、とても快適でした。
金曜夜発のバス旅、いいですね。またやりたいです。