20191116 小田原NR×湘南ゴールドエナジー ランタイムトライアルフェス 5000m
小田原ナイトランナーズ(小田原NR)が今年設立10周年ということで、記念イベントとしてタイムトライアルイベントを開催しました。
"ナイトランナーズ"という夜行性なネーミングだけあって、このイベントも夜開催です。
私は5000mにエントリーしたのですが、いざエントリーリストを見てみると「15〜19分」の最終組に私の名前が。。これ、何かの間違いですよね?
先日の手賀沼ハーフのタイム(1時間39分)をVDOT理論で試算すると、5000mのタイムは21分30秒(4'19/km)。そして、この最終組の最遅ペーサーは19分00秒(3'48/km)で走るとのこと。
・・・\(^o^)/
スタート前のアップの様子からしてガチ勢しかいない。これはドンケツ待ったなし!このままでは晒し者になってしまう!
皆レースを終え、ただ一人周回遅れでトラック上で居残りの憂き目に遭いながら、ささやかな励ましだったり「ちっ…おっせーな」と罵倒されたりする自分の姿を思い浮かべるだけで涙が出そうです。
そんなわけでものすごく走りたくないのですが、半ば諦めというか悟りの境地でスタートライン(の一番後ろ、皆さんの邪魔にならないところ)にこっそり並びました。
余談ですが、同じ組にクダリバンチョー(BNC)が同じくエントリーしており、「ドーベルマン達に囲まれる我々のチワワ感がヤバい」という話で盛り上がりました。
レース前、クソ寒いのに無防備な生脚を晒しているため建物にそそくさと避難するBNCの図
◼︎結果
20'01"69
(LAP) 1'31 - 1'30 - 1'36 - 1'33 - 1'35 - 1'35 - 1'38 - 1'34 - 1'36 - 1'38 - 1'39 - 1'31 - 1'01
※400mオートラップ設定によるGPS計測なので参考まで。
スタートの号砲と共に、皆ものすごい勢いで飛び出します。案の定マジで速い!
私は19分ペーサーに付いていけるところまで頑張る作戦だったのですが、400mもたずに置いていかれました(笑)
というわけで、早々に作戦の第二段階へ移行します。ここからは同じくペーサーに置いていかれたランナーにぴったり付いて粘る作戦。・・・といってもそれに該当するランナーは一人しかおらず、背後には気配を全く感じないので、既に最下位を走っている模様。怖くて振り返れない。
しかし、手元の時計を見ると3分45秒/kmペースで走っているではありませんか。あのペーサー、やりやがったな!w
でもクダリバンチョーはペーサーにしっかり付いていったようです。さすが美脚なだけある。
私の1000m通過は3分48秒。このまま行ければ19分00秒なのですが、そんなの当然無理な話なので、ずるずるペースが落ちていき、ボッチで走ることになります。ただ、前方に失速気味のランナーが一人見えているのが唯一心の支えでした(笑)
しばらくしてそのランナーを追い抜くも、その前には全く人がいない。。ペース的にはキロ4切るか切らないかというあたりで踏ん張っていたのですが、16分台の先頭ランナーに2回目の周回遅れにされたところで「ラスト2周!」と声が掛かり、『ん?つまり俺はあと4周も残ってるのか?』と考えさせられたところで心が折れました。あれマジでしんどいのでやめてほしいw
まぁどうにかこうにかリタイアしたい気持ちを心の奥底に押し込んで、最終LAPへたどり着きました。残り200mは「腕を振れ!」という檄を受けてラスト振り絞ってゴール。
無我夢中で腕を振ってみると、不思議と浮遊感を感じたのがちょっと新感覚でした。もしかしたら、あれは腕と脚がバシッとリンクした瞬間だったのかもしれませんね。
終わってみれば予想以上に走れたので、まぁそれなりに満足しています。欲を言えば20分切りたかったし、1秒69なら頑張れたんじゃないかと思うのですが、最終LAPは時計を見る余裕が全くなかった。。。
今回のタイムをVDOT理論に当てはめると、VDOT49.8となり、フルマラソン3時間11分24秒で走れる計算に。目標のSUB3.5に対してスピード要件は満たしているような結果でした。
あとはスタミナとメンタル要素。これは足りなそうだな・・・(笑)
まぁ張り切りすぎず、もうちょっと積み上げていこうと思います。
20191027 手賀沼エコマラソン
今シーズンはフルマラソンにエントリーしたので、練習頑張らねば!
ということで、トレーニングの一環としてハーフマラソンを走ってきました。
手賀沼エコマラソンは初めての参加でしたが、アクセスもいいし、コースも走りやすかったです。
ちなみにゴール後に貰った900mlのポカリスエット、「え?でかくない?」と皆ツッコミ入れてましたが、あれは発注ミスではないですよね?w
◼︎結果
1:39'21
(LAP) 22'26 - 23'10 - 24'35 - 24'22 - 4'48
設定ペースはジャック・ダニエルズのVDOT理論に基づいて、4分30秒/kmとしてスタートしたのですが、4kmあたりで早くもしんどくなりリタイアしたくなる・・・完全に VDOTの計算ミスです、ありがとうございました。
さすがにハーフでリタイアはあかんでしょ!ということで、ダニエルズに八つ当たりしたい気持ちを抱きながら、しばらくペースをキープしようと試みるものの、相変わらず身体が追いついてこず、ずるずるとペースダウン。後半はギリギリ踏みとどまった感はあるが、見事なビルドダウン走でフィニッシュ。
それでもなんとか100分切ろうと最後はかなりもがきましたw
完全に失敗レースだったけれど、現在地は確認できたということで、ここからフルマラソンに向けてもう少し積み上げたいと思います。と言っても湘南国際マラソンまであと1ヶ月切ってますけども!
◼︎参考
ハーフ1:39'21 = VDOT45.5
ジョグ: Eペース 5分31秒〜6分05秒/km
閾値走: Tペース 4分36秒/km
インターバル走: Iペース 4分14秒/km
レペテーション: Rペース 3分59秒/km
---
本番: Mペース 4分54秒/km
VDOT理論に基づくと、フルマラソンの予想タイムは3時間26分。どうにかSUB3.5に到達したいところですが・・・果たして。
20191005 箱根外輪山(湯本→大雄山)
KOUMI100一週間前ということで、ギアチェックと補給食チェックを行うべく、箱根外輪山へ。
箱根外輪山一周はちょっと負荷が高すぎなーと思っていたので、折角の機会、気になっていた大雄山(最乗寺)へ下りるルートを行ってみることにしました。
所々荒れている場所もありましたが、最乗寺周辺の雰囲気がかなり良いです。個人的には宮城野へエスケープするより、こっちの方がオススメできます。
ちなみに大雄山線の大雄山駅まで最乗寺からバスが出ていますが、走って3kmちょっと(歩いても3kmちょっと)なので、ランナーは駅まで走っちゃいましょう。
・・・という前置きはさておき、本題に。
今回KOUMI100に向けて揃えた新戦力を簡単にレビューしとこうと思います。
①Custom Quiver / SALOMON
今年のUTMBで多くの選手が使っているのが印象的だった、軽量のストック収納袋。元々この製品は前からあった気がしますが、ここにきて人気に火が点いたんですかね?私もこのビッグウェーブに乗るしかない、と早速ポチりました。
このCostom Quiverは、サロモンのザックに接続できるようなギミックになっているのですが、愛用のAKvest(2.0)にもとりあえず(やや無理矢理)装着できました。ストックの取り出しやすさは紐で微調整できます。
実際に装着して走ってみると、ストック使用時は全く違和感ないのですが、収納時に左右のバランス差が少し気になりました。まぁこれは収納袋の装着位置を改善すれば解決できる課題かもしれませんが、少しの違和感は100マイルレースとなると結構ストレスとして積み上がりそう。。。
あとは「もしかして俺、ニンジャなんじゃ・・・」と思えるところが良かったです。
②Xodus ISO 3 / SAUCONY
サッカニーのマックスプロテクショントレイルランニングシューズです。最近一部の某界隈で人気急上昇中のKinvara9を気に入りすぎた私が、スペックも確認せずにポチッた一品。
特筆すべきは重量です。我が家に計量器がないので実測してないですが、レビューサイトによるとUS10.5でなんと15.5oz=439g(!!)。私はUS11なのでさらにちょっと重いはず。
そんなヘビー級のランニングシューズですが、履いてみるとまたちょっと印象が変わります。
フィット感が良く、柔らかいシューズなので、意外と走りやすいし、歩きやすいです。一度これで帰宅ランしてみましたが、違和感なくアスファルトを走れました。とはいえ、ヘビー級はヘビー級なので、登り坂とかは走る気が失せますw
というわけで、ロングレンジのレースであんまり登り坂を走る気のない私には合ってるかもしれません。
あとは、履き心地は悪くないですがちょっと浅い気がします。今回の山行中に踵にマメができちゃいました。これはシューレースの工夫でどうにかできるかどうか・・・というところに課題が残りました。
③ライスピュレ / ミナト製薬
割と評判が良いみたいなので、試してみました。
味は美味しい!が、粘度高すぎるし甘ったるい・・・
もっと米米しい(?)やつをイメージしてたこともあり、ちょっと私は(補給食としては)もういいかな、って感想でした。
④ガッツギア / 味の素
知る人ぞ知る、ハイコスパなゼリー食品。
小さなお子様から大きなキッズまで使い勝手のよい補給食だと思います。デメリットは嵩張ること。
⑤メイバランス / 明治
今年のUTMBで大活躍された小原さんがpodcastで語っていた一品。薬局に行ってみると、色々な味が置いてありました。試してみたのはタンパク質が10g入っているやつ。ミルク味とミックスベリー味がありました。
ある程度疲れてきたところで飲めるかどうか確認したかったので、山頂と下山後にそれぞれ飲んでみました。
・ミルク味
想像してたミルク味と違う・・・亜鉛やら鉄やら入ってるせいか、不味いコーヒー牛乳みたいな味でした。これは無理かもしれない。。。
・ミックスベリー味
ミルク味を経て、恐る恐る飲んでみたところ・・・これはイケる!
普通のミックスベリーヨーグルトみたい。採用するならこっち(笑)
KOUMI100は周回コースなので、デポに置いておけば良さそうです。携行するにはこの形だとちと嵩張りますね。(違う形状のメイバランスもあります)
そんな感じで、いざKOUMI!
・・・の流れだったのですが、台風襲来により私は早々にテンションOFFして DNS。結局大会自体も中止になっちゃいましたね。。。
色々と残念でしたが、来年こそは是非ともKOUMI100を完走したいと思っています。
Lighthouse Micro Flash / GOAL ZERO
最近、久しぶりに物欲が暴走しております。
ランニングシューズ、ランニングシューズ、ストック収納袋、トレイルランニングシューズ、インソール、、、
そんな中で手に入れたライトの話。
ソロキャンパーの間で話題・・・かどうかは存じないですが、コスパ最強と名高いGOAL ZERO "Lighthouse Micro Flash"です。
GOAL ZERO社はアメリカ・ユタ州に本拠地を構えるアウトドアブランドで、モバイル系バッテリーに強みを持つ会社(らしい)。
その会社の製品で"Lighthouse Micro"というLEDランタンがあるのですが、それにハンドライト機能を追加したものが"Lighthouse Micro Flash"です。
Lighthouse Micro Flashのスペックを抜粋すると・・・
- リチウムイオン電池(18650)/USB充電式(MAX3.5h)
- 親切なバッテリー残量メーター付
- IPX6の防水性能
- 68g
- 120lm / 8.5h 〜 20lm / 100h (ハンドライトとして使う場合)
直挿しUSBコネクタ
吊り下げアーム(?)があるので、ハンドライトで使う時に落とさないように紐付けとこうかと思います。
ランタンは色々と用途があって重宝します。テント泊や災害時にも使えますからね。
ただのハンドライトだったら買うつもりはなかったのですが、ランタンと兼用できるハンドライトなら話は別です。
そして、このスペックならナイトランで使えるんじゃね?ということで、早速KOUMI100で投入してみようと思ってます。(・・・テストしないの?)
20190914 空木岳
空木岳・木曽駒ヶ岳日帰り!・・・の予定だったのですが、木曽駒ヶ岳手前でギブアップ。。。
<山行タイム>
セブンイレブン駒ヶ根インター店(S)→池山小屋 2:06→空木岳 5:17→熊沢岳 7:41→檜尾岳 8:40→極楽平 10:32→千畳敷ロープウェイ駅 10:46(G)
バスタ新宿から駒ヶ根行の最終バスに乗ってAM1時に駒ヶ根バスターミナルに降り立つ。¥4,000で来れちゃうなんて、なんだかおトク感があります。
深夜スタートの山行、前回の富士登山競走を応援した時は猛烈な睡魔に侵され行き倒れてしまったのですが、今回は友人のhiroさん(捻挫中)という心強いバディがいるので大丈夫でしょう。つらい時間になっても、きっと面白いことを言ってくれるはず。
とりあえずメシ食っていこうぜ!ということになり、すき家で腹ごしらえ。その後、セブンイレブンで買い出しをしてスタートしました。
この日は中秋の名月ということで、月明かりがとても綺麗。山の輪郭もくっきり。夜道が照らされてとても良い雰囲気でした。
今回の木曽駒ヶ岳・空木岳周回ルートについてですが、ロープウェイで千畳敷まで上がって、空木岳を下るルートが比較的ラクだと思います。しかし、当然この時間だとバスもロープウェイも運行してないので、必然的に逆ルートを選択することになります。
とりあえずジオグラフィカと山と高原地図アプリを駆使して登山口へたどり着く。ここから2000m一気に登ります。距離にして10kmくらい。
空木岳の登りは歩きやすいので、意外とサクサク行けました。予定では空木岳山頂あたりで日の出を迎えられたら、と計画していましたが、道半ばで早々に陽が昇ってきてしまった。すき家でのんびりしすぎたかな・・・(笑)
ようやく視界が開けるところまで登ってくると、とても良い天気。これは期待できますね・・・!
空木平避難小屋までくると、ようやく山頂が見えてきました。もうちょい。
このあたりから私は急に力が出なくなり、大失速。ガス欠かな?と思い、ジェルやらグミやら補給したのですが、結局最後までこのシンドさは抜けないままでした。高度に順応できなかったのかしら。。。
そんなこんなで空木岳。360°のパノラマが広がってました!写真の奥は御嶽山かな?
ここから北に進路をとり、木曽駒ヶ岳へ向かうのですが、ここからが大変でした。
空木岳山頂にいたオジサマ達に「岩場ヤバイよ」と脅され、ビクビクしながら進んでいたのですが、そんな岩場よりハイマツがビシバシ足に当たるのが深刻です!イタイイタイ!
レインパンツを履くことも考えたのですが、即刻穴空いちゃいそう!w
貧乏性の我々はただひたすら耐え忍ぶ山行を強いられたのでした・・・(自業自得)
・・・そんな足下の死闘をよそに、景色は最高な稜線歩きでした。
よっしゃ、せっかくだからhiroさんの良い写真撮ってあげたろ!と思っていたのですが、私のペースが遅すぎて常に置いていかれてしまうため、結局豆粒みたいな被写体写真しか撮れなかった(笑)
檜尾岳あたりで予定到着時刻よりだいぶ遅れていたので、木曽駒ヶ岳までは行けないなぁという判断。結局、「はよシュワシュワしたものが飲みたいわ〜」ということで宝剣岳手前の極楽平からロープウェイ駅へエスケープすることにしました。こうやってリタイア癖が付いていくのですね・・・
下山後は「こまくさの湯」でスッキリして、ソースカツ丼を食べて帰りました。
帰りももちろんバスで。ガラガラだったので、とても快適でした。
金曜夜発のバス旅、いいですね。またやりたいです。
20190907 蓼科山
金曜日仕事を終えて、レンタカーで登山口となる大河原峠を目指します。
夜の内に到着するつもりだったのですが、佐久平PAでぐっすり眠ってしまい、目が覚めたら既に朝6時を回っていた・・・
まぁ今日は日帰りハイクだし、時間的な制約はレンタカーの返却期限(22時)だけなので、大丈夫でしょう。。。
大河原峠に到着すると既に駐車場は一杯でしたが、どうにかスペースを見つけて停めました。その後も続々と車がやってきていました。人気ありますね〜。
峠からの眺めも良いです。高まる期待。
当初の予定では、大河原峠から蓼科山を登った後、北横岳経由でぐるっとラウンドするコースを設定していました。
・・・が、朝食でカップラーメン(味噌)を食べたせいなのか、やたらガブガブと水を飲んでしまい残量が少なくなってしまったことと、強い陽射しにテンションが猛烈に下がってしまい、双子池にショートカットしちゃいました。北横岳はまた今度!累積標高を400mD+ほど節約。
蓼科山山頂は岩岩しいですが、360°の大パノラマでした。30分くらいボーッとしてました。日頃のストレスを全てここに置いていこう・・・(環境汚染)
道中追い抜いた(&下山時すれ違った)ハイカーの方から八ヶ岳について色々と教えてもらいました。特に熊鈴論はなかなか面白かった。
その後、蓼科山荘から天祥寺原への下りはなかなか歩きにくく、疲れました。この時点で北横岳は登らんでええわ〜、とルート変更を決断。
さっさと大河原峠に帰りたいのですが、双子山を越えないと帰れないので、頑張って登る。登り切ると静かで広々とした山頂が広がっており素晴らしかった。ここに来て正解!
下山後は時間に余裕があったので、のんびりと白樺湖経由で帰路に着く。
リカバリーソフトクリーム(いまひとつ)
リカバリー天ざる(珍しい天ぷら多め)
道の駅こぶちざわにて
リカバリーかき氷(これはマジでおいしかった!)
20190825 Runnico Beer Mile
狂気の草レース、ランニコビアマイル。
"ビアマイル"とはビール+マイルレースを掛け合わせた、至ってシンプルな競技ですが、ルールとしては以下の形で設定されています。
- 400m×4(1600m)のタイムを競う。ただし、各周回ごとに350ml以上の缶ビールを1本飲み干すこと。
- ビールはトランジションエリアで飲み切ること。
- ビールのアルコール度数は5%以上であること。
- 競技者はトランジションエリアに入るまでビールを開けてはならない。
- レース中にビールを吐き出した場合は、プラス一周のペナルティとする。(ビールは飲まなくてよい)
昨年、「ビアマイルというものがあるらしい!」と仲間に声を掛けて第一回大会を開催した時は、言い出しっぺの私はRDとして悶え苦しむランナーをゲラゲラ笑いながら見ていたのですが、今回は選手としての参加です。
それにしても、まさか本当に第二回大会が開催されるとは・・・(笑)
◾︎戦略
ビアマイルにおける作戦。最も重要なのはビールの銘柄選びでしょうか。笑
基本的に飲み慣れているビールが良いかと思いますが、ビアマイルではスピードを求められるので"飲みやすい"ビールがいいです。"おいしい"というパラメータはあまり重要ではありません。
・・・そんなわけで、私と共に闘うビール達。
バドワイザーはとにかく軽い飲み口が特徴で、ビアマイルランナーの間で人気があります。
どうでもいいですが、私の勝負服もバドワイザーのシングレットにしてみました。おかげで私だけパーティ野郎な雰囲気が出ていましたが、本望です!
◾︎結果
13分52秒 / 5位
LAP1 2'16
LAP2 3'08
LAP3 3'17
LAP4 5'11
スタート早々、1本目からビールに手こずり、なかなか減らない。10秒ちょっとしたら先頭が350ml飲み干して一周目を走り出す。いかん!このままでは一周目にして一周遅れにされてしまう!でも全然飲めない!
私が走り出したのは44秒後。必死に飲み干したのはいいけれど、お腹がタプタプして上手く走れない。これがビアマイルなの?これ4回やらなきゃいけないの?バカなの?
早くも洗礼を浴びる展開。こりゃサブ10など夢のまた夢だわ・・・
走りながら、いかに炭酸ガスを上手く抜けるかがポイントになってくるのですが、ガスなのかビールなのかだんだん判断できなくなってくるのがビアマイルの怖いところです。ちなみにレース中は全く酔いません。
LAP2、LAP3と淡々とビールを流し込み、淡々と400m走る。ここは集中していたのか意識が朦朧としていたのか今となっては定かではありませんが、どうにかこうにか最終LAPを迎えました。
ビールを美味しいと感じる心は早々に失われています。これはただの液体、完走するために流し込むべきただの液体なのだと自分に言い聞かせます。
幸いなことに飲みあぐねる(!?)ことなく、ゆっくりながらもビールは徐々に減っていき、遂に350ml×4コンプリート!やった!
"これを走り切れば終わりだ!"
そういった心の隙間があったのかもしれません。油断・・・慢心・・・
最終LAPだから、とペースを上げて走り出し、いつも通りガスを抜いていこうとしたのですが、何か様子がヘンです・・・
ガスと共になんとビールも上がってきた!お前じゃない・・・!
が、気付いた時にはもう遅い。こうなるともう戻らないんですよね。。。キラキラしたものを出(以下略)
前回みんなをゲラゲラ笑ってた天罰が下ったのかな・・・フラフラになりながらも何事も無かったかのようにレースを継続して、何気ない顔でゴールラインを通り過ぎた。
すると、「吐いてなかった?」と余裕でバレていたので、哀しみのペナルティ(プラス一周)。5周目はガスも抜けて、この日の自己最速LAPをマークして本当に本当のゴール!
こうしてビアマイルデビュー戦は一応完走という形で無事(無事ではない)終えることができました。
優勝タイムは8分30秒で圧巻の二連覇。このタイムは本当に強い気持ちと覚悟を持っていないと出せない記録だと思います。。。それにしても圧倒的な走力!
◾︎総括
ビアマイルという爽やかなネーミングとは裏腹に、本当に狂った企画です。
速く走ることは当然として、速く飲むこと、耐え忍ぶこと・・・心技体の極致と言っても過言ではありません(過言です)
レース翌日はさすがにビールを飲みたいと思う気持ちが失われていたのですが、最近はビールを飲みながらどうやってリベンジするか考える日々を過ごしています。
内容が内容だけにオープンな大会にはできないと思いますが、「我こそは!」という勇者は是非一緒にビアマイルやりましょう!
※ビアマイルは体調に留意して、くれぐれも無理せず実施してください。レース前後の水分補給も忘れずに!